医療法人結和会 松山西病院
アットホームな職場環境で
一人ひとりに寄り添う看護
透析室
看護副主任
坂本 綾子
(2012年)
出身校
今治市立菊間中学校
聖カタリナ女子高等学校 看護科 専攻科
出身地
中学生の時、祖母の入院で出会った看護師に憧れて看護の道へ。患者さまとじっくり向き合える透析看護にやりがいを感じ、フットケア資格も取得。産休・育休を経て復職。皆が支え合える職場環境で無理なく働き続け、看護の学びも深めています。
現在のお仕事の内容を教えてください。
透析室で看護を担当しています。松山西病院の透析室には60床以上のベッドがあり、午前・午後・夜間の時間帯に分かれて、外来や入院中の患者さまへ透析療法を行っています。合併症などを予防するためのフットケアにも力を入れ、医師や臨床工学技士などと協力しながら、透析以外のケアにも取り組んでいます。
この病院に入職した理由や決め手は何でしたか?
きっかけは、同級生のお母さまが松山西病院に勤務されていたことでした。見学に伺った際、院内の雰囲気がとても明るく、温かく迎えてくださったことを覚えています。看護部長から「一緒に学びましょう」と声を掛けていただき、その言葉が背中を押してくれました。また、院長や副院長もとても気さくで、丁寧にお話をしてくださり、職場の方々が笑顔で仕事に取り組まれている姿を見て、この環境で看護の仕事に携わりたいと強く思いました。
普段の仕事の中で心掛けていることを教えてください。
透析の患者さまは、週に3回、約4時間を病院で過ごされます。その時間が少しでも安心していただけるものになるよう、「笑顔」を大切にしています。また、患者さまとは長期的に関わることが多く、信頼される関係づくりを大事にしています。お一人おひとりが歩んでこられた背景は異なりますので、自分の考えを押し付けるのではなく、まずは患者さまの思いに耳を傾け、気持ちに寄り添う看護を心掛けています。
これまでの仕事で、最も印象に残っている出来事を教えてください。
透析患者さまの足は血流が悪くなりやすく、病変が重症化しやすい傾向があります。そのため、松山西病院では定期的にフットケアを行い、早期発見につなげています。ある日、なかなか心を開いてくださらなかった患者さまが、ケアの最中にポロポロ涙を流しながら、友人を亡くした悲しみやご自身の病気への不安を打ち明けてくださいました。お話を聞きながら、少しでもお気持ちが軽くなるよう寄り添えたことがうれしく、忘れられない出来事です。ケアを通して心を開いていただけた瞬間、この仕事を選んでよかったと感じます。
職場の雰囲気や魅力について教えてください。
チーム医療を大切にしており、どの分野のスタッフも専門性が高く、気軽に相談し合いながら連携できる、とても心強い職場だと感じています。女性が多いので、産休や育休も当たり前の制度として活用できました。仕事のこと、子育ての悩みも職場の仲間に相談しやすいアットホームな環境です。忘年会や季節の味覚を囲む会など、部署の垣根を超えた楽しい院内イベントが定期的に企画され、子どもと一緒に参加できる場があるのも魅力です。
学生時代にやっておいた方がよかったことや学生へのメッセージをお願いします。
学生時代に学んだことは、臨床に出てから少しずつ繋がり、看護の奥深さを広げてくれます。学生のうちは机上の勉強以外にも、さまざまな体験や人との関わりを通して、自分の「引き出し」を増やしておくとよいと思います。また、自分とは違う意見や考えを大切にして、「なぜ?」と立ち止まって考える習慣を持つことで、毎日の学びがより豊かになります。今を大切にしながら、楽しんで経験を積んでください。
07:45
出勤・申し送り
全体の申し送りを行い、1日のスケジュールや患者さまの状態などについて情報共有を行います。
08:00
透析開始・穿刺
体重・血圧測定を行い、穿刺(針を刺すこと)をしていきます。穿刺者、介助者の2名がペアで行います。
09:30
観察・ケア
担当コーナーの患者さまの状態観察を行い、生活指導やフットケアを行います。観察したことを医師へ報告し情報共有します。
11:00
休憩
昼食は職員用の食堂で注文しています。管理栄養士による栄養バランスのよい食事を摂ることができ、元気の源になっています。
12:00
透析終了・片付け
体外に出していた血液を体内に戻します(返血)。バイタルサインに変化がないか観察します。
14:00
看護記録
患者さまの状態や行った看護について記録を行います。
15:00
委員会活動等
記録委員会とフットケアチーム会を担当しています。他部署のスタッフと意見交換や情報共有をしています。
16:45
退勤
定時に退勤し、子どものお迎えに行きます。
2012年
入職、療養病棟へ配属
2013年
透析室へ異動
2015年
看護研究に取り組む、学会発表、論文投稿、フットケア指導士取得
2018年
出産・育児休業、翌年復職・外来へ異動
2020年
出産・育児休業(2回目)、翌年復職・外来へ復帰
2024年
透析室へ異動、翌年看護副主任に就任
家族との時間をゆっくり楽しむ
家族と公園に出かけたりしてゆったりとした時間を過ごしています。子どもたちの笑顔に癒やされ、仕事への活力につながっています。
育休中に再開した趣味のピアノ
コンクールや大人の発表会に参加しています。今年は初めて室内楽にチャレンジし、伊予管弦楽団と共演させていただきました。音楽を通じて新たな出会いもあり、心を豊かにしてくれます。
事業所ページ
療養病棟を経験後、透析室へ。看護研究に取り組みフットケア指導士の資格を取得。2回の育児休業を経て外来へ復帰し、2025年に透析室看護副主任に就任。