株式会社ハタダ
前向きな挑戦を後押ししてくれる
恵まれた環境で仕事に育児に全力!
生菓子課
チーフ
橘 美風
(2006年)
出身校
四万十市立中村中学校
高知県立大方商業高等学校
出身地
製菓業界に進みたいと「ハタダ」を志望し、就職を機に高知から愛媛へと移住した橘さん。現在は生菓子課のチーフとして、洋菓子部門でバースデーケーキやブライダルケーキなどの製造を担当しています。製菓の技術を高めたいという向上心から、洋菓子検定や和菓子検定に積極的に挑戦。会社のサポートを受けながら練習を重ね、8年目で洋菓子検定1級を取得しました。現在は仕事と育児を両立させながら、チーフとして現場のマネジメントに注力するとともに、新作ケーキの開発という新たな目標に向かって歩んでいます。
現在の仕事内容を教えてください。
洋菓子部門で、主にバースデーケーキ、ブライダルケーキを担当しています。生クリームのデコレーションやフルーツの盛り付け、チョコレートのプレートにメッセージを書く作業などを行っています。ホールケーキだけでなく、定番商品の製造をサポートすることも。現在はチーフとして、周りの状況を見て判断することも重要な仕事となっています。手作業の部分が多く、人によって作業のスピードも違うので、進行を把握した上で人員配置などを行います。前日までには段取りを組み、それぞれの持ち場にスムーズに入ってもらえるように努めています。
この会社に入社した理由や決め手は何でしたか?
学生の頃からお菓子を作るのが好きで、将来はお菓子屋さんかパン屋さんになりたいなと漠然と考えていました。直接のきっかけは、通っていた高校にハタダの求人が来たことです。私は高知県出身ですが、当時近所にハタダの店舗があったので身近に感じるところもあり、就職を機に愛媛に引っ越してきました。
これまでの仕事で、印象に残っている出来事は?
ケーキのデコレーションの技術の一つに、クリームを絞る「パイピング」があります。それでチョコレートに名前やメッセージを書くのですが、その文字が一番きれいだと褒められた時は嬉しかったですね。上司や会長からも「誰よりもきれい」と言われたことがあって、それは自信になりました。また、子どもの誕生日ケーキも自分で作っていて、子どもの喜ぶ姿を見ると可愛いなと。私たち製造部門は直接お客様にお会いすることがないので、こうして反応が見られるのは嬉しいですね。
日々仕事の中でどんなことに気を付けて働いていますか?
できるだけ一人ひとりの負担が少なくなるように考えています。普段から年齢性別関係なく誰とでも気兼ねなく話せる雰囲気はあるので、その空気感を活かして「今、作業はどう?」などと声かけをして。「大変そうだったら入るよ」といった感じで対応しています。洋菓子の技術は毎日の積み重ねですね。最初は先輩から教わって、とにかく実践しながら身につけました。お客様のお祝い事など節目を彩る大切な商品ですから、時に厳しい指導を受けることもありましたが、良い時はしっかり褒めてもらって、少しずつ成長することができたかなと思います。
社内のムードや一緒に働く人々の雰囲気について教えて下さい。
チームワークが大切な職場なので、普段からコミュニケーションを取りながら進めています。明るい雰囲気を作っているのが工場長。ご自身の仕事も早いし、周りの状況判断も早い。憧れの先輩です。そういう方のもとで働けるのは、大きな刺激になります。自分もチーフとして現場を動かし、盛り上げていく立場としても工場長から学んでいきたいと考えています。また育児をしながら働くことに対しても理解のある環境で、子どもの体調が悪い時は快く送り出してくださるのでありがたいです。有給も取りやすく、繁忙期以外は比較的調整しやすい環境です。
今後の目標や挑戦したいことは何ですか?
洋菓子部門として働いているからには、自分のケーキを作ってみたいという目標があります。これまで製造の現場で培ってきたことを活かし、開発にも携わっていきたいですね。ハタダは社員の「やってみたい」という前向きな姿勢を評価してくれるので、これからも前進あるのみで技術を磨き、新しいことに挑戦していきたいです。
最後に、学生へのメッセージをお願いします。
どんなプロでもスタートは全員一緒です。経験のない分野だから、ゼロからだからと諦めるのではなく、どんどん自分のやりたいことに挑んでほしいし、まず一歩を踏み出してほしいです。私も高校は商業科で、製菓の勉強はしたことがなかったのですが、思い切って挑戦してみたら何とかなりました(笑)。好きな気持ち、チャレンジ精神さえあれば何でもできます!
08:30
出社・伝票の確認
生産推進課にて、集計されたケーキの一覧表と伝票の数が合っているか確認し、ケーキの種類別にBOXに入れます。
08:45
スポンジやフルーツの準備
その日に使用するスポンジをスライスし、必要なフルーツをカットします。
09:30
製造
伝票を確認し、デコレーションケーキを仕上げます。
12:00
昼休憩
社内食堂で同僚と雑談しながらランチタイムを過ごします。
13:00
生菓子課の進捗確認
他の製造ラインの業務状況を確認し、フォローします。
15:30
追加分の製造・片付け
前日予約可のデコレーションを15時まで受け付けているため、その分の製造を行います。
16:30
フルーツの在庫確認・発注
全フルーツの在庫を数え、翌日使用分のフルーツを発注します。
17:00
生産報告書を作成
生菓子課全体の生産数や人事のデータ入力を行います。
17:30
退社
基本的に定時退社で、保育園に子どもを迎えに行きます。
1年目
正社員で入社し、焼成課へ配属
5年目
洋菓子検定2級に合格、洋菓子課へ異動
8年目
洋菓子検定1級に合格し、バースデーケーキの製造を担当
12年目
結婚し、子育てのため社員からパートへ
17年目
パートから社員へ
18年目
チーフに就任
年に1回家族旅行
毎年2~3泊で家族旅行へ。子どもが「今」一番興味を持っているものを絞り込み、旅行先を決定します。
毎週日曜日のリラックスタイム
毎週日曜日は義実家へ。孫が大好きな義父が子どもを預かってくれるのでゆっくり本を読んだり、ゲームをしたり、買い物をしたり、夕方までまったりした時間を過ごしています。
事業所ページ
入社から洋菓子の製造畑で着実に技術を磨いてきました。洋菓子検定1級、和菓子検定2級を取得し、18年目でチーフに就任。結婚・出産を機にパート勤務へ変更しましたが、子どもが3歳になった頃に正社員として復帰しました。基本定時退社で、正社員でも無理なく働けています。