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山本 美岬

INTERVIEW
ひめボス認証事業所

社会福祉法人 御荘福祉施設協会

人と人が支え合い

互いに労わり合うやさしい職場です

profile

特別養護老人ホーム自在園

生活相談員

山本 美岬

(2011入職)

出身校

愛媛県立南宇和高等学校

出身地

愛媛県南宇和郡愛南町

介護福祉士として働いていた母の姿を見て育ち、高校生の頃から「人を支える仕事をしたい」と考え始め、在学中にヘルパーの資格を取得。実習先として訪れた自在園で働くスタッフのやさしく朗らかな人柄と、職場の雰囲気に魅かれて入職を決めたそう。ヘルパーとして現場で働きながらキャリアを積む中で、3回の出産・育児休暇取得を経て、現在は生活相談員として、施設利用者とその家族のQOL向上を図り、スタッフと施設利用者の橋渡し役として活躍しています。

現在担当している仕事の内容を教えてください。

入職してからずっと現場にいましたが、2025年から生活相談員として、主にショートステイを担当しています。ご利用を希望される時間を伺って現場の段取りを調整したり、ご利用者さまの送迎を行ったりしています。

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介護の仕事とやりがいを教えてください。

現場経験があるからこそ、ご家族のご希望をすべて叶えることが難しい場合もあると理解しています。それでも、その思いを現場にしっかりと伝え、職員一人ひとりが力を尽くしてご希望にできる限り近づけるよう努めています。ご利用者さまやご家族に満足していただけたときは、大きな喜びとやりがいを感じます。

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仕事をする上で気をつけていること、心がけていることはありますか?

認知症の方のケアでは、嫌がられることがあってもその行動を否定せず、相手の気持ちに寄り添うことを大切にしています。しかし同時に、他の業務も進めなければならず、ジレンマを感じる場面もあります。そんなときは、他のスタッフと交代したり、時間を置いて再度対応したりと、チームで協力しながらより良い支援ができるよう努めています。

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産休・育休を取るときはどんな気持ちでしたか? また周囲の反応はどうでしたか?

やはり「迷惑をかけてしまうのでは」という不安もありましたが、周囲からの温かいサポートのおかげで、安心して休むことができました。二人目の子どもが生まれたときには、仕事と家庭の両立が難しくなったため、時短勤務に切り替えて家庭を優先させてもらいました。

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仕事と家庭を両立するために大切なことはどんなことがありますか?

家族のサポートはとても大きな支えになっています。夫も同じ業界で働いているので、私の仕事をよく理解してくれています。家事や育児は夫と半分ずつ分担しており、同じ町内に住む両親も、折に触れて助けてくれます。急に休みを取らなければならないこともありますが、その際には職場の仲間が快く仕事を調整してくれるので、とても働きやすい環境だと感じています。

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これからの目標についてお聞かせください。

生活相談員になったばかりで、今は周りの方々に支えていただくことが多い毎日です。同じ部署には、突発的なことが起きても落ち着いて対応し、伝えるべきことをはっきりわかりやすく伝えてくれる先輩がいます。やるべきことと、その理由を誰にでも分かりやすく説明してくださるので、一緒に仕事をしていてとても心地よく感じます。私も一日でも早く、頼る立場から頼られる立場になれるよう努力していきたいと思います。

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ある日の時間割

08:30

出社・ケース確認・申し送り

ケースをもとに夜間の状態を確認し、夜勤職員と申し送りを行って情報を共有します。

09:00

ショートステイお迎え

ご利用者さまのご自宅へ車でお迎えに行き、家族やご本人に状態を伺います。

10:00

荷物チェック・ケース入力・申し送り

施設に届けられた荷物を確認し、日勤職員へご利用者さまの申し送りを行います。その後、状態をケースに入力します。

11:00

日程調整・連絡対応

ご利用日の変更希望などがあれば調整し、担当ケアマネージャーへの連絡や、担当職員への報告を行います。

11:30

食事介助

食事の準備や食事をサポートしながら、ご利用者さまとのコミュニケーションを図ります。

12:30

昼休憩

同僚と談笑しながらリフレッシュします。

14:00

担当者会議

新規ご利用者さまの調査や契約のためにご自宅までお伺いします。

15:00

連絡帳確認・荷物チェック

退所される方の連絡帳の内容を確認・訂正し、荷物を確認します。

15:30

日程調整・連絡対応

ご利用日の変更希望などがあれば調整し、担当ケアマネージャーへの連絡や、担当職員への報告を行います。

16:00~17:30

ショートステイ送り・ケース入力・翌日のスケジュール確認など

ショートステイで利用された方々をご自宅へお送りし、ご家族に施設内でどのように過ごされたかなどについて報告します。その後、申し送り事項をケースに入力し、翌日の送迎予定を確認します。基本的に定時で退社し、保育園へ子どもを迎えに行きます。

入社後のキャリアパス

2年目

産休・育休取得

5年目

産休・育休取得

7年目

臨時職員から正規職員登用

10年目

ユニットサブリーダーに就任

13年目

産休・育休取得

15年目

生活相談員に異動

入職後は介護士として現場でご利用者さまのお世話を担当してきました。就職してすぐに結婚し、産休・育休を利用しながら3人の子どもを妊娠・出産しました。入職10年目にはユニットリーダーに昇格し、2025年からは現場での介護を離れ、生活相談員としてご利用者さまとそのご家族、そして現場スタッフとの間をつなぐ橋渡し役として働いています。

休日の過ごし方

こどもの部活応援

長男が卓球部で練習や試合に全力で取り組む姿を、間近で応援できるのは親として大きな喜びです。試合のたびにお休みをいただき応援に行くのですが、そのたびに子どもの成長を実感します。また、毎年秋から冬にかけては1泊2日の家族旅行へ。行き先は子どもたちが相談して、一番下の子も楽しめる場所を決めています。家族で過ごすこの時間は、日常を離れてリフレッシュし、絆を深める大切なひとときです。

おうち時間で季節を満喫

おうち遊びでも季節を感じられることをさせてあげたくて、季節のイベントごとに家族全員で協力して準備し、縁日ごっこやハロウィンパーティ、クリスマス会などをしています。子どもたちに一番人気なのが縁日ごっこで、屋台メニューをつくったり、ゲームを用意したりと、夫婦で協力しながら準備しています。

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