株式会社渡辺建設
地域のインフラを支えるやりがい
あくなき向上心で仕事の幅を広げる

重機・運送部 メンテナンス事業部
黒田 未来
(2023年)
出身校
今治市立南中学校
愛媛県立今治北高等学校
関西大学
出身地

親子二代にわたって渡辺建設に貢献している黒田さん。元々は造船業で溶接の仕事をしていましたが、体力面の不安から転職を決意し、お父さんの紹介で渡辺建設へ入社したそう。入社後に会社からの支援を受けて大型免許を取得したのち、現在はダンプ運転手として活躍しています。道路や上下水道、メガソーラーなどさまざまな現場で土石や資材の運搬を行う一方、ドライバーの安全管理や労働管理を行う運行管理の仕事も担当。さらに今後は土木施工管理の資格取得にも挑戦し、現場監督をサポートしたいと熱意をもって取り組んでいます。

入社した理由や決め手は何でしたか?
前職は造船業で溶接の仕事をしていましたが、体力的に60歳まで続けられるか不安になり、転職を考え始めました。私は割と1人でコツコツ働くのが好きなので、業務中にも自分の時間を持つことができて、資格も取れるような仕事を探していました。そこに、渡辺建設で長年働いている父が「ダンプの運転手を探しよるよ」と声をかけてくれたのがきっかけです。当時は大型免許を持っていなかったんですが、会社が免許取得の費用を全額負担してくださるなどサポートしてくださいました。

現在の仕事内容を教えてください。
主に会社の現場でダンプの運転手として勤務し、メガソーラーの設置工事や高速道路工事、下水道工事などに携わっています。山を切り出した際に出る土を運び出したり、砕石を運びこんだりしています。また、事務所で運行管理の仕事も行っており、運転手の点呼や体調のチェック、アルコールチェックを行うほか、みんなの行き先も把握します。労働時間が適正か、ちゃんと休憩が取れているか、拘束時間が長時間過ぎないかなどの労働管理も大切な仕事の一つです。

日々仕事の中でどんなことに気をつけて働いていますか?
私はまだ大型免許を取得して2年目ですが、最初は本当に乗れるのかと不安でした。でも、「免許を取らせてもらったからには乗らないと!」とたくさん練習をしました。今でも狭いところにバックで入るときはみんなに後ろを見てもらって、十分に気をつけて運転するようにしています。現場は1日でも目まぐるしく変わり、ダンプで土を搬出して帰ってきたら通れる場所が狭くなっているということもよくあります。なので常に状況確認を行い、声を掛け合って安全運行を心がけています。

これまでの仕事で、印象に残っていることはありますか?
父は70代になりますが、今も現場で重機のオペレーターをしています。父がユンボで掘った土を私がダンプで搬出するという親子リレーの作業ができたときは、感慨深いものがありました。当社の定年は70歳ですが、それを超えても本人に働きたいという意思があれば続けることができるんです。私自身、元気だったらずっと働きたいなと思うでしょうし、現場に出るのは体力的に厳しかったとしても、何かしら会社に貢献できる仕事があればできたらいいなと考えているので、渡辺建設の働き方はすごくいいなと思いました。

職場の雰囲気や魅力について教えて下さい。
若手から70代の大ベテランまで幅広い年齢層が揃っていて、活気があります。社長もとてもフレンドリーで、仕事面での相談や資格に挑戦したいということも話しやすいです。性別で仕事が制限されることはありません。土木作業をするときにはみんなが無理のないようにと気遣ってくれたり、誰もが運転しやすいオートマのダンプを導入してくださったり、恵まれた環境だと感じています。休憩時間にはお気に入りのおやつでほっと一息!

この仕事のやりがいに感じる瞬間はどんなときですか?
自分が関わった現場が、みんなの生活に馴染み、使われているところを見たときですね。多少なりとも、地元の役に立っているという実感が湧いてきますし、毎日そこを通るたびに、ひしひしと喜びを感じています。それからダンプは結構背が高いので、見晴らしがいいんです。しまなみ海道を走ると海がよく見えますし、気持ちがいいですね。

今後の目標や挑戦したいことは何ですか?
これからもできることを増やしていきたいと考えています。今は土木施工管理の資格取得を目指して勉強中です。会社としても応援してくれて、わからないところなど先輩がいろいろアドバイスしてくれているので助かっています。 施工管理の仕事は現場での業務に加え書類の作成も膨大にあり、現場監督の社長や先輩方は本当に大変。なので、自分も施工管理の資格を取得し、書類の作成や工程管理などをできるようになり、少しでもお役に立てたらと思っています。
07:00
出社・点呼
アルコールチェックと点呼。隙間時間に書類作成や資格の勉強。専任運転手の行先確認をします。
08:00
ダンプに乗って現場に出発
現場から土を出したり、必要な資材を運んだりといった作業を行います。運搬車での重機の回送や土木作業の手伝い、事務所で事務仕事をするときもあります。
10:00
おやつ休憩
運転しながら食べられるおやつを持ち歩いて休憩中に食べます。
12:00
昼食
母の手作りお弁当をダンプの中で食べます。事務所で食べるときは事務員さんとコンビニに行ったり食堂に行ったりもします。
13:00
午後の仕事開始
お昼からの仕事開始。引き続き運搬作業。現場の進捗に合わせて臨機応変に対応します。
16:45
現場片付け
現場を出発。ガソリンスタンドに寄り、満タンにしてから会社に帰ります。
17:15
点呼・日報記入・就業
事務所で日報書いて一日の作業終了。
2022年
車両系建設機械運転技能講習修了
2023年
大型免許取得
2024年
運行管理者資格取得
2025年
土木施工管理技術者に挑戦(2級1次試験合格)
写真
カメラをもって季節の花や風景を撮影しに出かけます。月一回は県外へ。レトロな旅館が好きなので、1泊2日で泊まることも多いです。雰囲気のある喫茶店などをめぐり、ドライブを楽しんでいます。
資格の勉強
家やカフェで土木施工管理の勉強をしています。勉強してわからないことろは会社に行って先輩にしっかり教えてもらっています。
事業所ページ
2022年夏、アルバイトとして入社し、土木作業の手伝いなど現場を知ることから始め、車両系建設機械運転技能講習修了。2023年1月に社員となり、大型免許取得。以降も「自分にできることを増やしたい」と積極的に資格取得に挑んでいます。